骨髄移植

 骨髄移植


e0205769_14343620.jpg 初めまして研修医1年目の松田です。

 私は血液内科研修中に、骨髄採取と同種骨髄移植を経験させていただきました!
 今回は、みなさんにもその紹介をさせていただきたいと思います。

 骨髄採取とか同種骨髄移植ってなに?どんな病気にするの?と思われた方へ、まずは簡単に説明していきます。

 そもそも骨髄移植とは白血病や再生不良性貧血などの血液難病の患者さんに提供者の正常な骨髄細胞を静脈内に注入して移植 する治療法です。

 【なんかWikipediaからのコピペっぽい説明じゃのぅ。。。 by新甲】

 実際にドナーさん(骨髄提供者)から骨髄を取らせてもらうには骨盤の大きな骨にボールペンの先くらいの太さの針を何度も刺して、骨髄液を吸引しなければなりません。
(みなさん想像されるように、生身ではとっても痛いので全身麻酔をかけて行います。)

 そして、 採取した骨髄液から造血幹細胞を取り出し、患者さん(レシピエント)へ点滴で入れていきます。これが同種骨髄移植です。

 骨髄液ではなく、血液から造血幹細胞を採取することを末梢血幹細胞採取といいますが、 骨髄移植のほうが大がかり なことになります。

 この大がかりなほうの骨髄移植に、私も血液内科での研修中に経験させていただきました。

 この手技で注意しなければならないのは、骨に針を刺す時です。骨盤内には大事な臓器や動脈がいくつもあります。間違えて骨を貫通してしまうと、大出血になる可能性があります。なので、この大事なところは経験の豊富な先生方が行い、私は骨髄液の吸引を担当させていただきました。

e0205769_14593148.png 写真がその吸引している場面ですが、上級医の先生に優しくかつ厳しくご指導いただき行いました。少しではありますが、今回の骨髄採取に協力できた気がしてうれしかったです。

 このドナーさんからは約1300mlの骨髄液を採取できましたが、これを必要な細胞だけに濃縮すると、94ml、元の量の1/10以下にまで減りました。そしてこの濃縮された細胞は、無事に患者さんに移植されました。 

 このように骨髄移植に関わらせていただいた中で感じたのは、 移植というのは患者さんとその主治医だけでなく、ドナーとなってくれる家族、主治医以外の先生や医療スタッフの協力がなければ、決して成り立たない治療だということです。

 研修医になって数か月の私ですが、 患者さんやそのご家族、また大事な患者さんの移植治療に携わらせて下さった先生方にも感謝の思いでいっぱいです。

 貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

 【単なる知識や治療技術だけじゃのーて、大切なもんを学ばせてもろーたようじゃのぅ。この気持ちを忘れずに精進せーよ。by新甲】
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by kensyui | 2014-08-19 15:09


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